子供が偏食で栄養面が気になります…
偏食が続くと、栄養不足が気になるところですよね。
今回は「ビタミンD」にスポットを当て、ビタミンDが不足するとどのようなことが起こるのかをお伝えします。
お子さまの栄養不足が気になるママさんは、ぜひ最後まで見てくださいね!
ビタミンDについて
ビタミンDは、私たちの体にとって非常に重要な栄養素です。
人間が必要とするビタミンDの約8割は太陽が皮膚にあたることで生成されます。
具体的には、紫外線によって皮膚内で7-デヒドロコレステロールという物質が作られ、それが肝臓や腎臓で変換されてビタミンDになります。
ビタミンDは、カルシウムやリンなどのミネラルの吸収を助け、骨や歯の健康を守るためには欠かせません。
また、免疫機能をサポートし、体内の炎症を中心に働きかけます。
ビタミンDは日本人の大半が不足している
ビタミンD不足の主な原因の一つは、日焼け対策です。
夏にプールや海で遊ぶとき、日焼け止めクリームを塗ったり、帽子や長袖を着たりすることがありますよね。
これは紫外線から肌を守るための大切な対策ですが、同時にビタミンDの生成を妨げています。
さらに、最近の子どもたちは屋内で過ごす時間が増えています。
屋内で過ごすこと自体は悪いことではありませんが、外に出て運動したり遊んだりする機会が減り、ビタミンD不足になっていることが多いです。
ビタミンDが不足するとどうなる?
ビタミンDが不足するとどうなるのでしょうか。
骨の成長に影響を及ぼす
ビタミンDは、カルシウムやリンの吸収を助けるため、健康な骨の成長に重要な役割を果たします。
ビタミンDが不足すると、骨の成長が妨げられる可能性があります。
免疫機能の低下
ビタミンDは免疫にも深く関与しています。
免疫システムがうまく機能しないと、感染症やアレルギーになりやすいです。
筋力の低下
ビタミンD不足は、筋力の低下にも関与しています。
健康な筋肉の成長と機能にはビタミンDが必須です。
歯の健康
ビタミンDは、カルシウムの吸収によって歯の健康をサポートします。
ビタミンDが不足すると、歯の成長などに問題が生じることがあります。
我が家には3人の子どもがいます。
その内の2人が、少食・偏食です。
体質もあるかもしれませんが2人に共通することは、
- 腕やひざの後ろが痒くなる
- 爪がもろい
- 体調を崩しやすい
ということです。
皮膚が痒くなるのも、爪がもろくなるのもビタミンD、さらに亜鉛の欠乏によることが多いようです。
ビタミンD不足を改善するには?
偏食のお子さまや、魚が苦手なお子さまは、食事だけで十分なビタミンDを摂取することはとても難しいです。
そんなときは、栄養補助食品の活用をおすすめします。
現在小学生の娘が通っていた幼稚園では、毎日ビタミンD入りの肝油を1粒食べていました。
このように栄養補助食品から簡単に取り入れることができます。
今は美味しく手軽に栄養補給ができる、子ども用の栄養補助食品がたくさんあります。
我が家も、取り入れてから子どもたちの肌のかゆみは改善してきたように思います。
まとめ
子どものビタミンD不足は骨の発育や免疫力に悪影響を及ぼす可能性があります。
主な原因は、紫外線対策や屋内活動などの日光不足や食事の偏りです。
対策としては、可能な範囲で屋外活動を増やし、ビタミンDの豊富な食品や栄養補助食品を摂取することです。
子どもの健康を守るために、ビタミンDは積極的に摂りたいですね!